2010年 04月 01日
Trip to the Balkans : DAY 10 |
3月29日、DAY 10はモンテネグロの山間部の自生地からです。
モンテネグロはほとんどが山岳地帯ですが、特に東側半分は景観が素晴らしく、
ヘレボルス抜きでも訪れる価値があるところだと思います。
内戦を経験していないせいか、人々は幾分親しみやすい雰囲気を醸し出しています。
モンテネグロの東側に生息しているヘレボルスは主にH. odorusとH. torquatusです。
H. torquatusと言っても、クロアチア山間部やボスニア北部で見られるような花とは、
まったくと言ってよいほど違って見える花です。
それもそのはず、種としては別の物であるということが近年の研究で分かってきました。
学名も別の名称が付けられ、正式な発表が待たれるところです。
モンテネグロのヘレボルス・トルクァトゥス(以下、トルクァトゥスとします)は、
どこのサイトを訪れても、花の変異に於ける大きな差は見られませんでした。
外弁が紫、というよりもほとんど青といってもいい色合い、
そして内弁は緑、といった具合の色です。
どこのサイトでも日の光が入ってくる明るい林の中や縁で咲いています。
花の大きさは普通のハイブリッドくらいのものも多数ありました。
この点からも見ても、ボスニアのトルクァトゥスとは異種だということが分かります。
林の縁、牧草地で咲く大株のトルクァトゥス。
花は終わりかけのものが多かったです。
画像は勢いよく新芽をあげている様子。
それにしても葉が大きいです。
日本で見るものより一回りは違うように見えました。
鉢で小さくすると葉も小さくなるのでしょうか。
自生地のトルクァトゥス・モンテネグロは何とも野性味溢れる大型のヘレボルス、
という印象を受けました。
この日は4つのサイトを周りましたが、花の差異はほとんど見られません。
夕日を浴びてさくトルクァトゥス。
本当にブルーがきれいでした。
ヘレボルスとともにへパティカやエリトロニウムなどが咲く早春の林の中の様子。
モンテネグロはほとんどが山岳地帯ですが、特に東側半分は景観が素晴らしく、
ヘレボルス抜きでも訪れる価値があるところだと思います。
内戦を経験していないせいか、人々は幾分親しみやすい雰囲気を醸し出しています。
モンテネグロの東側に生息しているヘレボルスは主にH. odorusとH. torquatusです。
H. torquatusと言っても、クロアチア山間部やボスニア北部で見られるような花とは、
まったくと言ってよいほど違って見える花です。
それもそのはず、種としては別の物であるということが近年の研究で分かってきました。
学名も別の名称が付けられ、正式な発表が待たれるところです。
モンテネグロのヘレボルス・トルクァトゥス(以下、トルクァトゥスとします)は、
どこのサイトを訪れても、花の変異に於ける大きな差は見られませんでした。
外弁が紫、というよりもほとんど青といってもいい色合い、
そして内弁は緑、といった具合の色です。
どこのサイトでも日の光が入ってくる明るい林の中や縁で咲いています。
花の大きさは普通のハイブリッドくらいのものも多数ありました。
この点からも見ても、ボスニアのトルクァトゥスとは異種だということが分かります。
林の縁、牧草地で咲く大株のトルクァトゥス。
花は終わりかけのものが多かったです。
画像は勢いよく新芽をあげている様子。
それにしても葉が大きいです。
日本で見るものより一回りは違うように見えました。
鉢で小さくすると葉も小さくなるのでしょうか。
自生地のトルクァトゥス・モンテネグロは何とも野性味溢れる大型のヘレボルス、
という印象を受けました。
この日は4つのサイトを周りましたが、花の差異はほとんど見られません。
夕日を浴びてさくトルクァトゥス。
本当にブルーがきれいでした。
ヘレボルスとともにへパティカやエリトロニウムなどが咲く早春の林の中の様子。
by sato-nursery
| 2010-04-01 02:20
| ヘレボルス(クリスマスローズ)